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午後3時のドルは109円前半、新規材料待ちで動意薄

[東京 17日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場の午後5時時点(109.34/36円)に比べて、ほぼ横ばいの109.32円付近で推移。写真は、イラスト化されたドル紙幣。2020年5月26日に撮影。(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 109.32/34 1.2125/29 132.57/61

午前9時現在 109.41/43 1.2148/52 132.92/96

NY午後5時 109.34/36 1.2140/44 132.78/82

午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場の午後5時時点(109.34/36円)に比べて、ほぼ横ばいの109.32円付近で推移。きょうは1日を通して小幅な値動きにとどまり、新規材料待ちの状況で動意に乏しい展開が続いた。また、日経平均は一時400円超安となるなど軟調に推移したが、為替市場への影響は限定的だった。

14日に発表された4月の米小売売上高(季節調整済み)は、前月から横ばいにとどまった。新型コロナウイルス対策の一つである現金支給の効果が薄れ、市場予想の1%増を下回った。これを受けて、ドルは109.20円付近まで下落。ただ、東京時間に入ってからは小幅ながら持ち直し、「米主要経済指標の材料は前週末に消化されたような印象だ」(ソニーフィナンシャルHD・シニアアナリスト、石川久美子氏)との意見が聞かれた。

米国では、インフレ関連指標など重要な経済指標の公表を終え、「マーケットは新たな方向感を模索している段階だ」と石川氏は指摘する。今週は、米国で米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるほか、米連邦準備理事会(FRB)高官メンバーによるイベントを控え、「市場は、これまで示してきたハト派的な姿勢と違う点があるかどうか、見極めたいようだ」(石川氏)という。

また、ドル高をけん引してきた米10年債利回りは上昇に一服感もみられ、目先としては「上値を試す場面があっても、110円台をキープするのは難しいだろう」(国内銀行)との見方も聞かれた。

他の主要通貨では、ユーロが堅調な展開となった。ユーロ/ドルは1.21ドル台を維持し高値圏で推移。ユーロ/円は一時132.94円の高値を付け、2018年9月以来2年8カ月ぶりの高水準となった。その後は利益確定に押され、現在、132.55円付近で取引されている。

市場からは「順調に進むワクチン接種やロックダウン(都市封鎖)の制限措置の緩和が、ユーロを支えている要因になっている」(前出の国内銀行)との声が聞かれ、ユーロは底堅い展開が続くとの見方が示された。

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