December 19, 2019 / 6:20 AM / 8 months ago

東京外為市場・15時=ドル109円半ば、豪ドルが堅調 個人の売買復調せず

    [東京 19日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 109.58/60 1.1124/28 121.92/96
 午前9時現在 109.55/57 1.1113/17 121.75/79
 NY午後5時 109.53/54 1.1111/15 121.74/78

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの109円
半ば。前日海外で進んだ英ポンドやユーロ売りが一服となる一方、経済指標が予想を上回
った豪ドルが堅調だった。
    
    豪の11月雇用統計では、就業者数が予想を大きく上回る前月比3万9900人増、
失業率も5.2%と予想を小幅ながら下回った。発表後に豪ドルは75円ちょうど付近か
ら半ばへ上昇した。
    
    しかし、買い一巡後は伸び悩んだ。市場では「3年ぶりの大幅減を記録した前月の就
業者数は下方修正され、失業率の低下は労働参加率の低下が影響している。いい内容とは
言い難い」(外銀)との声が出ていた。
    
    米下院は現地時間18日夜、トランプ大統領の弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した
。ただ、来月の上院採決では多数を占める共和党の反対で否決となる可能性が濃厚との見
方が市場では大勢で、目立った反応はなかった。
    
    日銀はきょうの金融政策決定会合で、現行政策の維持を決めた。事前予想通りの結果
だったため、円相場の反応は特段なかった。
    
    <個人のドル/円売買1割減、乏しいスプレッド縮小競争の効果>
    
    金融先物取引業協会のまとめによると、11月の店頭FX53社のドル/円取引金額
は147兆円と、前月から9%減少した。
    
    FX各社の間では10月半ば以降、0.3銭でほぼ一律だったドル/円の買い気配値
と売り気配値の差を示すスプレッドを、一段と縮小する動きが活発化。期間限定だった0
.2銭を原則固定としたり、一部の社はさらに縮小させるなど、激しい競争が繰り広げら
れている。しかし相場の膠着が長期化し、その効果が早くも薄れてきた形だ。
    
    各社がスプレッド縮小へ一斉に走ったのは、相場変動率の大幅な低下が背景。短期取
引が多い個人にとって値動きの鈍さは致命的で、各社とも取引高が急速に減少した。以前
のように金利差収入を狙えた高金利の通貨もほとんどなくなり、苦肉の策として主力商品
であるドル/円から得られる手数料を削り始めた。
    
    「暗黙の合意だった0.3銭の壁が決壊してしまった以上、ドル/円のスプレッドか
ら得られる収入より、顧客を確保しながら他通貨の売買へ誘因したり、売買そのものの回
転数を上げてもらうことを目指すしかない」(FX会社幹部)状況だという。
    

    
 (為替マーケットチーム)
  
 
 

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