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午後3時のドルは下落し138円後半、1週間ぶり安値水準 米利上げペース鈍化観測で

[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(139.59/62円)から下落し、138.91/93円付近と、1週間ぶりの安値水準で推移している。米利上げペース鈍化観測や持ち高調整の売りに押され、ドルは軟調に推移した。

 11月24日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(139.59/62円)から下落し、138.91/93円付近と、1週間ぶりの安値水準で推移している。写真は米ドル紙幣。7月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

朝方から断続的に小口の売りがでたことから、じりじりと軟化。「米利上げペースの緩和期待を背景に、機関投資家も売りに動いているようだ」(外銀)とみられ、ドルは一時138.61円付近と15日以来1週間ぶりの安値を付けた。

今月末の機関投資家の持ち高調整に伴う売買は、アナリストらの試算によると、差し引きでドル売りが超過するとの予測がでている。

前日の海外市場でドルは、11月総合購買担当者景気指数(PMI)の下振れや11月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、141円前半から139円前半まで、2円超下落した。

三井住友銀行のチーフストラテジスト、宇野大介氏は、米FOMC議事要旨について事前の複数の米FRB高官によるタカ派的な発言から比較すると「ハト派寄りの内容だった」と指摘。また、「積極的な金融引き締めを進める一方、副作用として経済成長や金融安定にもたらすリスクも懸念し今後のデータ次第とするなど、どっちつかずという印象だ」との見方を示す。

米連邦準備理事会(FRB)が23日に公表した11月1─2日のFOMC議事要旨で、政策立案者の「かなり多数」が、利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意したことが分かった。

また、インフレに関して明らかな進展がほとんどなく、金利をさらに引き上げる必要があると政策立案者が認めている中でも、急速な金融引き締めが経済成長と金融安定にもたらすリスクに対してFRB内で論議を呼んでいることが示された。

ステート・ストリート銀行の東京支店・共同支店長、若林徳広氏は、「ドルは下方向に向いている」と指摘。ただ、米FRBがすぐ利下げに転じるとは考えづらく、日米の金利差の観点からはドル円は下がりづらいとし、「138円ー142円を中心としたレンジが続くのではないか」との見方を示した。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 138.91/93 1.0432/36  144.94/98

午前9時現在 139.23/25 1.0416/20  145.04/08

NY午後5時 139.59/62 1.0395/98  145.11/15

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