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午後3時のドルは下落143円後半、円安けん制発言やレートチェック報道で

[東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(144.55/58円)から下落し、143.83/85円付近で推移している。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げ観測を背景としたドル高が一服。日本当局者からの円安けん制発言やレートチェックが報じられたことを受けて、ドル売り/円買いが強まった。

9月14日 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(144.55/58円)から下落し、143.83/85円付近で推移している。写真は1ドル紙幣。2021年11月撮影(2022年 ロイター/Murad Sezer)

ドルは早朝、仕掛け的な買いが入り、144.96円付近まで上昇。しかし、神田財務官による円安けん制発言をきっかけにじりじりと軟化した。「警戒レベルとしては最も⾼い強い発⾔がでた」(証券)という。

午後に入り、日銀が取引を前提に現在のレート提示を金融機関に求める「レートチェック」を実施したと報じられことから、為替介入への警戒感が強まり、143円半ばまで下落した。

市場関係者によると「ヘッドラインに大きく反応した。ただ、日米金融政策の方向性の違いが鮮明となる中、(ドル高/円安の)トレンドを変えるのは難しい」(ステート・ストリート銀行の東京支店・共同支店長、若林徳広氏)との声が聞かれた。

ドルは先週から140円から145円手前まで急速ピッチで上昇するなど値動きが激しい。モルガン・スタンレーMUFG証券のエクゼクティブディレクター、杉崎弘一氏は「⾜元のドル円の動きは若⼲ファンダメンタルの動きから上⽅に乖離している」と指摘する。

⾜元の⽶国のターミナルレートの織り込みは4.25%で、ドル/円は142.5円程度がフェアな⽔準であると考えているとした上で、145円が正当化されるには、⽶国のターミナルレートの織り込みが4.5%程度まで上昇する必要があるという。

ユーロは0.9980/84ドル付近で軟調。エネルギー供給不安や欧州景気後退懸念から上値は重いものの、欧州中央銀行(ECB)理事会による大幅利上げ観測を背景に「下値をさらに試す動きは出にくい」(国内銀行)との見方が出ている。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 143.83/85 0.9980/84  143.56/60

午前9時現在 144.45/47 0.9976/80  144.12/16

NY午後5時 144.55/58 0.9970/74  144.08/12

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