April 25, 2018 / 1:46 PM / a month ago

米ボーイング第1四半期は57%増益、商用機好調 通年予想上方修正

[25日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングの第1・四半期決算(3月31日まで)は57%の増益となった。好調な商用機の販売を背景に同社は通年のキャッシュフローと1株当たりのコア利益の見通しを上方修正した。

決算発表を受け寄り付き前取引で株価は約2%上昇。序盤の取引では一時約4%高となった。

第1・四半期は商用機の納入数が184機と9%増加。昨年の航空機販売機数は過去最高となる763機だった。

一部の年金費用などを除くコア利益は1株当たり3.64ドルと、前年同期の2.17ドルから増加。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストのコンセンサス予想の2.58ドルも大きく上回った。

総売上高は6.5%増の233億8000万ドルとなり、トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想の222億6000万ドルを上回った。

コア営業利益率は10.7%と、前年同期の8.5%から上昇した。

通年については、キャッシュフローが150億─155億ドルになると予想。従来は約150億ドルとしていた。

また、通年のコア利益は1株当たり14.30─14.50ドルになるとし、従来予想の13.80─14.00ドルから上方修正した。

トランプ米政権がアルミニウムと鉄鋼に対する輸入制限措置を発動させたことで、国内での供給が阻害され、コストが上昇するなどの影響が出ている。

モルガン・スタンレーのアナリスト、ラジーブ・ラルワニ氏は、通商摩擦を巡る問題は焦点になるとしながらも、「ボーイングは複数年にわたる契約に調印する傾向がある」と指摘。原材料価格などが航空機のコスト全体に占める割合はそれほど大きくないとの見方を示した。

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