[17日 ロイター] - アジア新興国通貨は総じて軟調。フィリピンペソ、韓国ウォン、インドネシアルピアはそれぞれ株式市場が大幅反落したのに合わせて下落。
ルピアは18日のインドネシア中央銀行の政策決定会合を前に投資家がポジションを解消する動きに押されて0.6%安となった。ロイター調査によると、中銀は追加利下げを決めるとの予想が大勢となっている。
韓国の新型コロナウイルス新規感染者数が39日ぶりの高水準となったこともウォンを圧迫した。
デーリーFXのストラテジスト、マーガレット・ヤング氏は「投資家は恐らくリフレ期待と割高感のはざまで適切なバランスを見いだそうとしているため、最近の上昇が小休止している」と分析した。
一方、春節(旧正月)休暇明け最初の取引となった台湾ドルは1.5%の大幅高となった。
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