May 20, 2019 / 2:05 AM / 3 months ago

英、18年終盤に外貨準備を大幅に積み増し 当初のEU離脱日控え

[ロンドン 17日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)が公表した2018年第4・四半期の外貨準備統計によると、英国の外貨準備の伸び率が主要国のなかで最も大きかった。当初は3月29日に予定されていた欧州連合(EU)離脱が影響したとみられる。

リフィニティブ・アイコンのデータによると、英国の外貨準備は232億ドル(19%)増の1373億1000万ドルと、1998年以来の高水準を記録。ただ、4月時点で1194億4000万ドルまで減少している。

一方、米国の外貨準備はほとんど変わらずで、スイス中銀の保有する外貨準備は若干の減少となった。リラ安への対応に追われたトルコ中銀が保有する外貨準備は伸び率が10%未満となった。

英国はEU離脱案を巡る政治の混迷を背景に離脱期日が10月31日まで延期されたが、離脱案はまだ議会を通過しておらず、無秩序な離脱となる可能性がなおある。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)のアナリスト、カマル・シャーマ氏とセバスチャン・クロス氏は調査ノートで、「2018年末にかけて、合意なき離脱シナリオのリスクが高まっていたため、これに対応して流動性バッファーを引き上げる取り組みを英当局が行っていたとみられる」と分析した。

両氏は欧州中央銀行(ECB)のデータに基づき、英国の外貨準備の積み増し分の大半はユーロだと指摘。また、19%の増加率は2000年以来の大幅な伸びだとした。

英財務省の報道官は「外国為替市場が秩序を持って機能することが経済にとって極めて重要で、これを支えるための用意が常にある」とした上で、特定の行動を取ったかどうかについてはコメントしないとした。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below