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アジア通貨動向(18日)=ルピアが1カ月ぶり安値近辺、コロナ感染拡大で

[18日 ロイター] - アジア新興国通貨市場ではインドネシアルピアが1カ月ぶりの安値近辺で推移。同国での新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き、リスク地合いを圧迫している。

ルピアは一時0.3%下落。5営業日連続で値下がりしている。インドネシア銀行(中央銀行)は前日、主要政策金利を史上最低水準の3.50%に据え置くとともに、通貨の安定維持を確保すると表明した。

ルピアは4月以降に2%超上昇しているが、今週1%超下落する見通し。

インドネシア中銀は年内、金利を据え置く見込みであるものの、新型コロナの感染者急増や米連邦準備理事会(FRB)が利上げ予想時期を前倒ししたことを受け、ルピアの下押し圧力が拡大する可能性があると、アナリストは指摘している。

ゴールドマン・サックスのアナリストは「インフレ圧力が抑制されていることや景気回復が始まったばかりであることを踏まえ、インドネシア中銀は年内、政策金利を据え置く見通しだ」と予想。

その上で「政策に対するリスクはタカ派方向に傾いているとみる。FRB当局者の今後の発言や、予想を上回る米指標が為替市場の圧力拡大につながる場合は特にそうだ」と指摘した。

他のアジア通貨はまちまち。韓国ウォンは5営業日続落。

FRBが早期引き締めを示唆したことでドルと米国債利回りが上昇。キャリートレードでの新興国通貨の魅力が減退した。

モルガン・スタンレーのアナリストは、ルピアやマレーシアリンギなど多くのアジア通貨について、ロングポジションの解消を推奨し、FRBの連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受け弱気な見方を示した。

リサーチノートで「われわれがアジアでキャリートレードを推奨してきた最も重要な理由はFRBの辛抱強く、ハト派的な姿勢だった。だが今回、FRBがタカ派に転換したことで、状況は一変した」と指摘した。

台湾ドルは0.1%安。

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