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上海外為市場=人民元1カ月ぶり安値近辺、週間では9月以来の大幅下落へ

[上海 18日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、1カ月ぶり安値近辺で推移している。週間ベースでは9月以来の大幅な下げとなる見通し。米連邦準備理事会(FRB)が利上げ時期の見通しを2023年に前倒したことを受けて、ドルが反発している。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.4361元に設定。前日基準値(6.4298元)を63ポイント(0.1%)下回り、5月24日以来の元安水準となった。

国内スポット市場の人民元は6.4480元で取引を開始。一時6.4493元まで下げ、前日付けた1カ月ぶり安値(6.4498元)に迫った。中盤時点では6.4457元で、前日終値比33ポイントの元高となっている。

中盤の水準で終了すれば、週間では0.74%安となり、9月下旬以来の大幅な下げとなる。

市場関係者は最近の人民元安について、FRBのタカ派スタンスへのシフトを市場が消化する中、ドルが上昇していることが背景にあると指摘している。

一方、人民元は主要貿易相手国通貨に対しては上昇している。ロイターの算出によると、元の実効為替レートの指標であるCFETS指数は98.19に上昇。市場関係者は同指数の上限を98とみている。人民銀行は5月下旬、同指数がこの水準突破した後、14年ぶりに外貨の預金準備率を引き上げ、人民元高抑制に動いている。

市場関係者の間では、ロイターの報道を受けてここ数年人民元相場を圧迫していた米中関係の悪化懸念が再浮上しているとの指摘もある。 バイデン米大統領が今月署名した個人情報保護に向けた大統領令を受け、商務省は一部の中国系アプリに対し、米事業の継続を認める条件として個人情報保護を強化するよう迫る見通し。事情に詳しい関係者がロイターに明らかにした。

中盤時点でドル指数は91.845と、前日の91.878から低下。オフショア人民元は6.4521元。

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