September 28, 2018 / 6:17 AM / 3 months ago

上海外為市場=人民元、一時1カ月ぶり安値 94年以来最長の6カ月連続下落へ

[上海 28日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで一時、1カ月ぶり安値を付けた。人民元は中盤の水準できょうの取引を終えれば、月間ベースでは対ドルで0.76%安となり、6カ月連続で下落することになる。これは1994年に人民元の為替レートが一本化されて以来で最長。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.8792元と、前営業日(6.8642元)に比べて150ポイント(0.2%)元安方向に設定した。これは8月17日以来の元安水準。

スポット市場の人民元は6.8874元で始まり、一時は8月24日以来の安値となる6.8910元に下落。その後は下げ幅を縮小し、中盤の取引では6.8830元と、前営業日終値比60ポイントの元高。

中国では10月1日から国慶節の大型連休が始まるため、新たなポジション構築に積極的な市場関係者はほとんどおらず、薄商いとなっている。

トレーダーの多くは、短期的に人民元はドルに対して6.8─6.9元で推移すると見込んでいるものの、米中のいずれも貿易を巡り譲歩する姿勢を見せていないことから元に対する下方バイアスがみられる。

エコノミストはまた、内需・外需が低下を続ければ、中国当局が今後数カ月で一段の政策緩和を行うと見込んでいる。

ただ中国系銀行のトレーダーは、スポット市場の元が6.9元の水準に近づくにつれ、市場は介入に対する警戒姿勢を強めていると指摘した。

人民銀の盛松成参事は新京報に対し、為替レートについて、中国は引き続き適切なガイダンス、管理、または介入さえも必要としているとの考えを示した。

「中国の金利は完全な市場主導型ではない。住宅価格などの一部の資産価格も規制を必要としている」と指摘。「現時点では、よりセンシティブな為替レートを完全な自由変動相場とすることは明らかに非現実的だ。これは長期的な目標とすべきだ」と述べた。

スコシアバンク(シンガポール)の外為ストラテジストは顧客向けノートで「人民銀行は必要があれば、一方向の投機的な動きを抑制するため介入することが予想される」と述べた。その上で、中国株・債券へ海外からの投資が中長期的に人民元を押し上げるとの見方を示した。

オフショア人民元は6.8803元で、スポット市場と比べて0.04%の元高水準。

オフショア人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.9615元と、基準値比で1.18%元安となっている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below