August 21, 2018 / 6:05 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は約2週間ぶり高値、米大統領のFRB批判受けたドル安で

[上海 21日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで約2週間ぶりの高値を付けた。トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)の金利政策を批判し、ドルが軟化したことが背景。

大統領はロイターとのインタビューで、FRBの利上げ継続の方針を「気に入らない」と述べた。また、中国が元相場を操作していると非難した。

米中は今週ワシントンで通商協議を再開するが、次官級の会合になることから、両国が近く打開策を見いだすとの期待は後退している。トランプ大統領はインタビューで、協議で多くの進展が得られるとはみていないと述べた。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8360元に設定した。前営業日の基準値(6.8894元)と比べ358ポイント(0.5%)の元高で、10日以来の高水準となった。基準値の元高方向での変動率としては、7月26日以来の大きさだった。

一部のトレーダーは、基準値は算出モデルで推測したよりもやや元高だったと指摘。前週も同様の現象が頻繁にみられたという。

みずほ銀行(香港)のシニアアジア外為ストラテジスト、ケン・チュン氏は調査ノートで「当社の分析結果では、人民銀は、8月に元への弱気な見方が強まったことから元高バイアスを強化した可能性がある」と指摘した。

スポット市場の人民元は6.8320元で始まった後、一時、9日以来約2週間ぶりの高値となる6.8286元まで上昇した。

中盤時点で6.8424元で推移。これは前日終値に比べて216ポイントの元高、基準値に比べ0.09%の元安。

トレーダーによると、企業のドル需要が高まり元の上値は抑えられた。一部のトレーダーは元が短期的に6.8─6.85元で推移するとみている。

BNPパリバ(北京)の中国金利・FXストラテジストは「元が急反転して上昇トレンドに入ると結論付けるのは時期尚早」と分析。「ドルの上昇圧力は残っており、元は7元を試す可能性がまだに高い」という。

人民銀はこのところ元の急落への懸念を示唆しているが、市場関係者の多くは、貿易戦争が長期化し中国経済がさらに冷え込む兆しを示す場合、7元を試すことは時間の問題だと考えている。

オフショア市場の人民元は6.8321元と、オンショアの水準に比べて0.15%の元高。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.8875元と、基準値に比べ0.75%の元安で推移している。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below