September 12, 2018 / 6:54 AM / 2 months ago

上海外為市場=人民元は2週半ぶりの安値、米中貿易摩擦が引き続き重し

[上海 12日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで下落。2週半ぶりの安値となった。米中貿易摩擦が引き続き中国の金融市場の重しとなった。

中国は11日、米国が反ダンピング(不当廉売)関税を巡る世界貿易機関(WTO)の勧告を順守していないとして、米国に年間70億ドル規模の制裁措置を科す承認をWTOに求める方針を示した。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の元の基準値(中間値)を1ドル=6.8546元と、前日の基準値(6.8488元)に比べ58ポイント元安方向に設定した。

基準値は8月24日以来の元安水準となったが、市場予想(6.8564元)よりも18ポイント元高方向に設定された。

スポット市場の人民元は1ドル=6.8740元で始まり、一時6.88元まで下落。8月24日以来の安値をつけた。

ただ、その後は下げ幅を縮め、取引中盤では6.8745元で推移。前日終値比では26ポイントの元安、基準値比では0.29%の元安となっている。

市場筋によると人民元が6.88元をつけた後、当局による介入が警戒されているという。

国内銀行のトレーダーは、中国人民銀行が8月に実施した安定化措置は全て、スポット市場が6.9元近辺で推移しているときだったと明かした。

市場参加者は介入の兆候を探るためにオフショア市場の人民元の値動きも注視し続けている。オフショア人民元は午前の取引で6.8888元まで売られた。中盤では6.8864元。

スコシアバンク(シンガポール)のアジア為替ストラテジスト、Qi Gao氏は、中国人民銀行が為替レートを防衛するために、必要ならオフショア人民元の流動性を一段と引き締めると予想されているとの見方を示した。

一方で「米中貿易摩擦にポジティブな進展があれば、市場全体のリスクセンチメントが改善するだろう」と指摘した。

またFXTMの通貨戦略・市場リサーチ部門グローバル責任者、ジャミール・アハマド氏は、当局が1ドル=7元を超える元安・ドル高を防ぎ続けるだろうと述べた。

通貨バスケットに対するオフショア人民元相場の日々の動きを示すトムソン・ロイター/HKEXグローバルCNH指数は93.25と、前日の93.34から下落。

ドル指数は前日終値の95.249から95.197に下落した。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.9765元と、基準値比1.75%の元安。

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