September 18, 2019 / 11:07 PM / a month ago

FOMCこうみる:年内2回の追加利下げへ=オックスフォードエコノミクス 長井氏

[東京 19日 ロイター] -

<オックスフォード・エコノミクス在日代表 長井滋人氏>

0.25%の利下げは予想通り。FRBは10月と12月にも0.25%引き下げ、昨年実施した4回の利上げを全て巻き戻すと予想している。

声明のフォーワードガイダンスは不変で、ドットチャートは今後の利下げを示していない。市場予想より先行きの緩和に慎重な姿勢を示したのは、FOMC内で見方が分かれていることを示している。

来年の米景気後退確率は4割程度まで高まったとみている。現在は企業収益の悪化が進む中で、利下げ期待で株価やクレジット・スプレッドなどが、どうにか維持されている状況だ。米中貿易戦争の先鋭化に対する市場心理の悪化リスクが高まってきたことに注目している。

利下げが不確実性に対する保険的な位置づけで行われていく限り、外為市場が既に織り込んでいる以上のものではなく、一段のドル安や円高が進む懸念は乏しい。ただし、景気後退の可能性がより明確になってくれば、円高リスクは高まる。

今後バランスシートの拡大を再開することがあっても、それは短期市場の流動性逼迫への技術的対応で、金融緩和策としての量的緩和(QE)再開ととらえるべきではない。

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