[東京 2日 ロイター] - 任天堂は続伸し2%超高での推移となっている。1日発表した2021年3月期の通期業績・配当予想の上方修正が好感されている。業績予想の上方修正は11月に次いで今期2回目で、連結営業利益予想を前年比58.9%増の5600億円を見込む。ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が好調だった4―12月期業績を織り込んだ。IBESがまとめたアナリスト22人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結営業利益の平均値は5477億円。
年間配当予想は1株当り1880円に引き上げた。配当方針に基づくと1680円となるが、経営環境や見通しを考慮して200円加算した。前年実績は1090円。
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