[東京 15日 ロイター] -
AGCがしっかり。14日に2020年12月期の業績見通しについて、営業利益をそれまで550億円から750億円に上方修正したことが好感された。
会社側によると、第2・四半期に新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けたガラスセグメントにおいて、建築用ガラス、自動車用ガラスの需要が第3・四半期に続いて第4・四半期も当初想定より早いペースで回復しているという。
株価はコロナショック以前の昨年1月20日に付けた昨年来高値4130円に届いていないほか、時価のPBR(株価純資産倍率)は0.79倍と1倍を割り込んでおり、出遅れ感が強いとの指摘もある。
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