[東京 30日 ロイター] - SCREENホールディングスは売り気配。同社は29日、2020年3月期の連結営業利益見通しを従来の265億円から250億円(前年比15.6%減)に引き下げると発表した。ディスプレー製造装置および成膜装置事業で変動費率の上昇が見込まれるほか、グラフィックアーツ機器事業を中心に売上の下振れが想定されるという。
19年4─6月期の連結営業損益は44億2800万円の赤字。前年同期の51億円の営業黒字から赤字に転落した。半導体製造装置事業、グラフィックアーツ機器事業、ディスプレー製造装置および成膜装置事業など各セグメントで営業赤字となった。