(外為市場はNY外為市場リポートをご覧ください) [21日 ロイター] - <為替> 欧州終 アジア市場 コード 盤 終盤 ユーロ/ドル 1.1598 1.1563 ドル/円 110.04 110.52 ユーロ/円 127.64 127.81 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード STOXX欧州600種 380.85 -3.44 -0.90 384.29 FTSEユーロファース 1488.63 -14.01 -0.93 1502.64 ト300種 DJユーロSTOXX5 3403.51 -36.09 -1.05 3439.60 0種 FTSE100種 7556.44 -70.96 -0.93 7627.40 クセトラDAX 12511.9 -183.25 -1.44 12695.16 1 CAC40種 5316.01 -56.30 -1.05 5372.31 <金現物> 午後 コード 値決め 1266.15 <GOLD/EU1 > <金利・債券> 米東部時間14時22分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.32 0.00 100.32 独連邦債2年物 112.11 +0.07 112.04 独連邦債5年物 132.20 +0.27 131.93 独連邦債10年物 162.15 +0.64 161.51 独連邦債30年物 174.28 +1.06 173.22 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.690 -0.028 -0.662 <0#DE2YT=TWEB > 独連邦債5年物 -0.307 -0.043 -0.264 <0#DE5YT=TWEB > 独連邦債10年物 0.335 -0.039 0.374 <DE10YT=TWEB <0#DE10YT=TWE > B> 独連邦債30年物 1.124 -0.024 1.148 <DE30YT=TWEB <0#DE30YT=TWE > B> <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。8月の利上げ観測が高まるイングラ ンド銀行(英中央銀行)の動きに伴いポンドが上昇し、輸出銘柄が多いFTSE100種 の重しとなった。 イングランド銀行はこの日、政策金利を据え置くと発表したが、9人の政策委員のう ち3人が引き上げを主張。前回までは2人だったが、今回はチーフエコノミストを務める ホールデン理事が新たに利上げを支持した。 そのほかの材料としては、今週の石油輸出国機構(OPEC)総会を控え、生産増加 で合意に至るとの見方から原油価格が下がった。石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル<R DSa.L>とBPは0.6%と0.9%それぞれ下落した。 一方、放送局スカイは1.8%上昇。米メディア大手の21世紀フォックス の娯楽事業の大半を買収しようとしている米娯楽・メディア大手ウォルト・ディ ズニーが提示額を引き上げた。ディズニーによる修正案を受け、フォックスが、 完全子会社化を目指すスカイへの提示額を引き上げるとの期待が高まった。 ロンドン株式市場: <欧州株式市場> 反落。イタリア政局への不安で同国株が売られたほか、貿易摩擦 懸念で自動車銘柄も値を下げた。 イタリアでは、極右政党「同盟」の上院議員であるアルベルト・バニャイ氏が、上院 財務委員会の委員長に指名された。下院予算委員長には同じく同盟のクラウディオ・ボル ギ氏が指名された。両氏とも欧州懐疑派で、今後の政局の不安材料となった。 イタリアの主要株価FTSE・MIB指数は2.02%低下。イタリアの銀 行株は2.41%低下した。 米中貿易摩擦の懸念が払拭されない中、STOXX欧州600種自動車・部品株指数 は3.24%低下し、約2年ぶりの大幅安となった。自動車銘柄は通商政策に左 右されやすい。CMCマーケッツの市場アナリスト、デービッド・マーデン氏は「米中の 対立は解決から程遠い状態だ。トレーダーらは、トランプ米大統領が今度は欧州連合(E U)に矛先を向けることを心配している」と述べる。 ドイツの自動車大手ダイムラーは4.3%下落し、2年近くぶりの安値に 落ち込んだ。中国が米国からの自動車輸入品に関税をかけることで利益に影響するとし、 業績見通しを引き下げている。 欧州株式市場: <ユーロ圏債券> イタリアの国債利回りが上昇。同国政府がユーロ懐疑派2人を議 会上下両院の委員会トップに指名したことを受けた。 上院財政委委員長には極右政党「同盟」のアルベルト・バグナイ議員、下院予算委員 長には同じく同盟のクラウディオ・ボルギ氏が指名された。これを受け、単一通貨ユーロ に対する新政権の姿勢に懸念が再燃した。 両議員はこれまで、予算を巡る欧州連合(EU)のルールを批判している。トリア経 済財務相は政府にはユーロから離脱する意思はないと繰り返しているが、市場の落ち着き には効果を発揮していない。 イタリア2年債利回りは30ベーシスポイント(bp)超急伸した。 アバディーン・アセット・マネジメントの投資マネジャー、パトリック・オドネル氏 は「イタリア国債が非常に小さいと思われるニュースを材料に30bpや40bpも売ら れるという事実は、投資価値が低下していることを示す」と述べた。 イタリア10年債利回りは18bp上昇し、1週間ぶり高水準となる2 .76%。スペイン10年債とポルトガル10年債も連れ高とな った。 指標となるイタリアとドイツ10年債の利回り格差は、前日から25bp拡大して約 242bp。1週間ぶりの大きさとなった。 安全資産とされるドイツ国債は上昇。10年債は3週間ぶり低水準の0.317%を 付けた。 ユーロ圏金融・債券市場: