[東京 25日 ロイター] - 東京製鉄が売り気配でスタート。同社は22日、2021年3月期の連結営業利益予想を53億円から30億円(前年比82.7%減)に下方修正し、これが嫌気されている。一方、売上高見通しは1340億円から1400億円に上方修正した。
秋以降の鋼材値上げにより売上高は予想を上回るが、主原料である鉄スクラップの購入価格が上昇しているため利益幅は縮小する。2020年4―12月期の営業利益は前年同期比71.3%減の41億円。売上高は同27.6%減の1013億円となった。
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