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アジア通貨動向(22日)=総じて堅調、米債務問題がドル圧迫

[22日 ロイター] - アジア新興国通貨は総じて堅調。米債務上限交渉の停滞や米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げについて予想外のハト派的な発言をしたことを受けてドルが下落していることが背景。

韓国ウォンは0.8%高となり、4営業日連続の上げ。インドネシアルピアも0.2%高。前営業日には約0.4%下げた。

バイデン米大統領とマッカーシー下院議長(共和党)は債務上限引き上げを巡り22日に再協議する予定。

パウエルFRB議長は19日、米金利を一段と引き上げる必要があるかどうかはまだ不明と述べた。

e-Toroのマーケットアナリスト、ジョシュ・ギルバート氏は「(米債務上限交渉は)トレーダーに不確実性をもたらしている」と指摘した。

インドネシアの金融規制当局トップはセミナーで、米国債の大半は多国籍企業の現地法人が保有しているため、仮にデフォルト(債務不履行)してもインドネシアの金融システムに与える影響は最小限にとどまると述べた。

マレーシアリンギとシンガポールドルは横ばい、フィリピンペソは0.2%下落した。

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