[24日 ロイター] -
アジア新興国通貨は、ドルが軟調に推移する中、おおむね小幅に上昇している。インドネシアルピアは4カ月ぶりの高値を付けた。春節休暇のため、域内の取引は総じて低調だ。
ルピアは対ドルで一時1.1%上昇し、昨年9月16日以来の高値。1ドル=1万4975─1万5000ルピアを試す勢いとなっている。
TDセキュリティーズのグローバルストラテジスト、アレックス・ルー氏は「リスクセンチメントの改善と債券絡みの資金流入がルピア上昇を支援している」と述べた。
トレーダーは引き続き米リセッション(景気後退)のリスクや米連邦準備理事会(FRB)の政策の方向性を見極めようとしており、ドル指数はアジア時間の取引で軟化している。
その他、インドルピーは0.3%安、タイバーツは0.2%下落。
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