September 6, 2019 / 9:10 PM / 12 days ago

米金融・債券市場=利回りやや低下、FRB議長発言で25bp利下げ観測強まる

    [ニューヨーク 6日 ロイター] - 
                        米東部時間         価格      利回り  コード
 30年債(指標銘柄       17時05分    105*01.00     2.0250%             
 )                                                          
                      前営業日終値    104*11.50     2.0540%              
 10年債(指標銘柄        17時05分    100*19.00     1.5602%             
 )                                                          
                      前営業日終値    100*17.50     1.5650%              
 5年債(指標銘柄)       17時05分     99*04.25     1.4312%            
                      前営業日終値     99*03.75     1.4340%              
 2年債(指標銘柄)       17時05分     99*29.50     1.5402%            
                      前営業日終値     99*29.38     1.5420%              
                                                                         
                            清算値     前日終値  コード                  
 Tボンド先物9月限       165*10.00    164*22.00                          
 Tノート先物9月限       130*23.50    130*21.00                          
 
    米金融・債券市場では、国債利回りがやや低下した。連邦準備理事
会(FRB)のパウエル議長の発言と8月の米雇用統計を受け、FRB
が今月の会合で予想通りに25ベーシスポイント(bp)の利下げを決
定するとの見方が裏付けられたことが背景。   
     パウエル議長はチューリヒで開催された討論会で、景気拡大を維
持するため、FRBが引き続き「適切に」行動すると改めて表明。[nL3
N25X3G2]追加利下げに向けたシグナルと受け止められた。
    キャンター・フィッツジェラルドのトレーダー兼アナリスト、ジャ
スティン・レデラー氏は、「米ワイオミング州ジャクソンホールの経済
シンポジウムで行った講演以降、パウエル議長が市場に関して語ること
に何かの変化があったことを示唆するものはなく、相場をどちらの方向
に傾けるものでもなかった」と指摘。17─18日の連邦公開市場委員
会(FOMC)でFRBが25bpの利下げを決定すると予想している
とし、「パウエル議長の発言も8月の米雇用統計も、こうした見方を変
えるものではなかった」と述べた。   
    ただパウエル議長の発言を受け国債利回りはやや低下。2年債US2
YT=RR利回りは1.6bp低下の1.524%、10年債
利回りは1.7bp低下の1.548%となった。     
     労働省発表の8月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数の伸びが
13万人と、市場予想の15万8000人を下回った。小売業が7カ月
連続で落ち込み、雇用全体の足を引っ張った。ただ時間当たり平均賃金
は28.11ドルと、前月の28.00ドルから0.4%増加。伸びは
前月の0.3%から加速し、2月以来の大きさとなった。
    USバンク・ウエルスマネジメントの債券調査部門責任者、ビル・
マーツ氏は今回の雇用統計について「全般的に軟調だった」と指摘。1
回の経済指標を深読みしてはならないとしながらも、「FRBが後手に
回っていることが改めて示された」と述べた。
    米債券市場では景気後退(リセッション)入りの前兆とされている
長短金利の逆転が起きているが、トランプ米政権の中国との貿易を巡る
摩擦がその背景にあるとおおむね考えられている。米中は前日、閣僚級
の通商交渉を10月初旬にワシントンで開催することで合意。両国のハ
イレベルの対面交渉は、物別れに終わった7月下旬の通商協議以来初め
てとなる。ただそれでも、企業信頼感の低下につながって
いる先行き不透明性は払拭されていない。    
    今回の雇用統計を受けてもFRBの方針は変わらないとみられてお
り、マーツ氏は「経済のさまざまな部門の中で労働市場が最も力強い状
況に変わりはない」とし、FRBの緩和バイアスへのシフトは労働市場
の動向に起因するものではないと述べた。

    
 (ーからご覧ください)

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