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アジア通貨動向(26日)=総じて下落、新たな南ア変異株巡る懸念で

[26日 ロイター] - アジア新興国通貨はおおむね下落。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が検出され、既存ワクチンによる予防効果が低い可能性が懸念されることから、投資家は資金をリスク資産から安全資産に逃避させている。

南アフリカの専門家らは25日、少数ながら新型コロナの新たな変異株を検出したと発表。体の免疫反応を回避したり、感染力を高めたりする可能性がある「非常に珍しい」変異を持つという。

英国は同日、この新たな変異株について、ワクチンの効果が低い可能性があり、感染拡大抑制に向けた取り組みが危ぶまれるとして懸念を表明。南アなどからの渡航制限を発表した。

新たな変異株を巡る動きを受け、利上げ観測を追い風とするドル高で下げていたアジア新興国市場の下落に拍車が掛かっている。

メイバンクの外為ストラテジスト、クリストファー・ウォン氏は「新たな南ア変異株を巡る懸念によるリスクオフトレードが中心となっている」と指摘。新たな変異株が「真の懸念」となる場合、最近の市場の主な原動力となっていた金融政策正常化などの材料は二の次になるとの見方を示した。

タイバーツ、インドネシアルピア、シンガポールドル、韓国ウォンは0.2─0.6%下落。ウォンは一時1カ月半ぶりの安値を付けた。人民元も軟調。

OCBC銀の外為ストラテジスト、テレンス・ウー氏は「リスクオフが続く場合、アジア新興国通貨は来週初めにさらなる売り圧力にさらされる」と指摘した。

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