(配信時間に応じて内容を更新します) [27日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3573.3412 + 3.9122 + 0.11 3567.5485 3578.7968 3546.4920 前営業日終値 3569.4290 中国 CSI300指 5528.003 +15.036 +0.27 5505.771 5534.993 5449.639 数 前営業日終値 5512.968 香港 ハンセン指数 29297.53 -93.73 -0.32 29556.58 29636.63 29194.37 前営業日終値 29391.26 香港 ハンセン中国株 11651.24 -44.19 -0.38 11773.73 11814.00 11598.75 指数 前営業日終値 11695.43 韓国 総合株価指数 3122.56 -17.75 -0.57 3143.46 3182.53 3118.89 前営業日終値 3140.31 台湾 加権指数 15701.45 +42.60 +0.27 15711.76 15837.47 15642.12 前営業日終値 15658.85 豪 S&P/ASX 6780.60 -44.10 -0.65 6824.70 6824.70 6764.30 指数 前営業日終値 6824.70 シンガポー ST指数 2958.63 +13.11 +0.45 2952.47 2967.78 2948.71 ル 前営業日終値 2945.52 マレーシア 総合株価指数 1580.62 +5.31 +0.34 1585.06 1593.08 1580.37 前営業日終値 1575.31 インドネシ 総合株価指数 6109.168 -31.003 -0.50 6153.078 6154.605 5998.90 ア 前営業日終値 6140.171 フィリピン 総合株価指数 6863.61 -113.55 -1.63 6947.52 6949.48 6824.88 前営業日終値 6977.16 ベトナム VN指数 1097.17 -38.95 -3.43 1122.41 1132.99 1088.86 前営業日終値 1136.12 タイ SET指数 1498.13 -14.70 -0.97 1510.68 1515.32 1498.05 前営業日終値 1512.83 インド SENSEX指 47409.93 -937.66 -1.94 48385.28 48387.25 47269.60 数 前営業日終値 48347.59 インド NSE指数 13967.50 -271.40 -1.91 14237.95 14237.95 13929.30 前営業日終値 14238.90 東南アジア株式市場はまちまちで引けた。マニラ市場は1%超下落。弱い内容の輸出 統計を受け、フィリピンの景気回復の脆弱(ぜいじゃく)さに懸念が高まった。 マニラ市場の主要株価指数PSEiの終値は、1.63%安。国内総生産(GDP) 発表を翌日に控え、弱い内容の貿易統計がセンチメントの重しになった。フィリピンの1 2月の輸出は前年同月比0.2%減少し、輸入は大幅減となった。貿易赤字幅は昨年3月 以来最大。 OANDA(オアンダ)のアジア太平洋地域担当シニア市場アナリスト、ジェフリー ・ハレー氏は「これは最も明白な兆候だ。新型コロナウイルス感染拡大に伴う新たな制限 措置と感染者数の急増は、既に弱い国内消費に直接影響を与えている」と分析した。 インドネシアでは26日、感染者数が累計100万人を超えた。保健の専門家は実際 の感染者数がこの3倍は多い可能性があると指摘した。ジャカルタ市場の総合株価指数は 0.5%安。今週に入り3%下げた。 中国株式市場は反発して大引けた。2020年12月の工業部門企業利益が8カ月連 続で増加したことを好感し、銀行株や製造業株が上昇を主導した。 中国国家統計局が27日発表した2020年12月の工業部門企業利益は前年同月比 20.1%増の7071億1000万元(1094億ドル)となり、8カ月連続で増加し た。 UBSの中国部門ストラテジスト、ウェンディ・リュー氏は「新型コロナウイルスの 感染再拡大と本土で実施されている移動制限を受けて、緩和的金融政策からの出口は遠の くだろう。中国人民銀行(中央銀行)は、旧正月(春節)前に十分な流動性を確保する見 通しだ」と述べた。 香港株式市場は続落。このところ急上昇していたハイテク株や素材関連に調整売りが 入った。 本土の投資家はここ最近、香港と中国本土の株式相互取引(ストック・コネクト)を 通じて1日あたり平均数十億香港ドル規模の香港株を購入。ハイテク株や素材株を押し上 げていた。 ソウル株式市場は、主力銘柄が売られ、続落して引けた。投資家は、米連邦準備理事 会(FRB)の金融政策会合の結果と米IT大手の決算発表待ち。 半導体大手サムスン電子とLG化学はそれぞれ1.3%、2 .8%下げた。一方、サムスン・バイオロジクスは5.9%高、セルトリオ ンは2%高。 米マイクロソフトの2020年10─12月期決算で法人向けクラウドサー ビス「アジュール」が50%増収となったことを受け、他の米ハイテク企業の業績に楽観 的な見方が広がった。アップルとフェイスブックは今週決算を発表する。 DS投資証券のアナリストは「決算発表シーズンの中、投資家は引き続き慎重で、積 極的な買いを控えている。27日のアップル、28日のテスラの決算発表が注目されてい る」と述べた。 外国人投資家は6227億ウォン(約5億6395万ドル)相当の売り越し。 シドニー株式市場は反落して引けた。資源株が下げを主導した。オーストラリアの2 020年10─12月期インフレ率は史上最低水準にとどまり、オーストラリア準備銀行 (RBA、中央銀行)が金融緩和政策を維持する可能性が示唆された。 10─12月期の豪コアインフレは1.2%。アナリストらは豪中銀が緩和政策維持 を認めたと受け止めた。 ANZのアナリストは「コアインフレは目標からは程遠く、最終的に目標に到達する ためには、失業率は大幅に低く、賃金伸び率はさらに高くならなければならない」と指摘 。今回の数字は、豪中銀が引き続き量的緩和政策の姿勢を続けることを示唆したと加えた 。 「このため、豪中銀は量的緩和を延長し、早ければ来週の理事会で発表する可能性が ある」と説明した。 エネルギー株指数は下落して引けた。ウッドサイド・ペトロリアムが2.9 %、サントスが4.3%それぞれ下げた。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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