(外為市場はNY外為市場リポートをご覧ください) [28日 ロイター] - <為替> 欧州終 アジア市場 コード 盤 終盤 ユーロ/ドル 1.1578 1.1559 ドル/円 110.38 110.32 ユーロ/円 127.81 127.53 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード STOXX欧州600種 376.87 -3.10 -0.82 379.97 FTSEユーロファース 1475.23 -11.27 -0.76 1486.50 ト300種 DJユーロSTOXX5 3365.52 -31.61 -0.93 3397.13 0種 FTSE100種 7615.63 -6.06 -0.08 7621.69 クセトラDAX 12177.2 -171.38 -1.39 12348.61 3 CAC40種 5275.64 -51.56 -0.97 5327.20 <金現物> 午後 コード 値決め 1254.6 <GOLD/EU1 > <金利・債券> 米東部時間13時24分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.33 0.00 100.33 独連邦債2年物 112.11 +0.01 112.10 独連邦債5年物 132.21 +0.06 132.15 独連邦債10年物 162.46 +0.16 162.30 独連邦債30年物 176.74 +0.80 175.94 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.687 +0.003 -0.690 <0#DE2YT=TWEB > 独連邦債5年物 -0.300 -0.003 -0.297 <0#DE5YT=TWEB > 独連邦債10年物 0.316 -0.005 0.321 <DE10YT=TWEB <0#DE10YT=TWE > B> 独連邦債30年物 1.054 -0.018 1.072 <DE30YT=TWEB <0#DE30YT=TWE > B> <ロンドン株式市場> 反落。前日まで2日続伸していたものの、貿易摩擦懸念が再 燃した。ただディフェンシブ銘柄の値上がりとポンド安を受け、下げ幅は限定的だった。 原料や金融銘柄など、景気動向に左右されやすい部門が売られた。 一方、生活必需品や医療部門などディフェンシブ銘柄が値を上げた。 ポンド安も、国際的に事業を展開しドルで収益を得る大手銘柄の追い風となった。酒 造大手のディアジオとたばこのインペリアル・ブランズは0.9%と2. 8%それぞれ値を上げた。 アイルランドの製薬会社シャイアーは3.1%上昇し、約1カ月ぶりの高値 を付けた。武田薬品工業がシャイアーを買収することに反対している「武田薬品 の将来を考える会」の提案が武田の株主総会で否決されたことが材料視された。 ロンドン株式市場: <欧州株式市場> 反落して取引を終えた。米国との貿易摩擦で中国経済の先行きが 懸念される中、人民元が下落し、貿易摩擦が一段と意識された。 輸出銘柄が多く通商政策に左右されやすいドイツのクセトラDAX指数は1 .39%低下した。 CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マッデン氏は「貿易摩擦が依然顕著な 中、投資家は前日の値上がりを受け、利益を確定している」と指摘。通商交渉で明確な進 歩がない限り株価が安定的に回復することはないだろうと付け加えた。 STOXX欧州600種テクノロジー株指数は2.53%低下。ハイテク部 門は貿易摩擦の影響を受けにくいとされていたものの、今は輸入関税を巡る懸念が広範な 分野に広がっている。半導体製造装置大手のASMLとインフィニオン<IFXGn. DE>、STマイクロエレクトロニクスは2.9%から5.1%下落した。 自動車・部品株指数は2.20%低下。ドイツの照明大手オスラムが、通商 制裁措置によって自動車メーカーが「著しい先行き不透明感」に直面しているとし、利益 見通しを引き下げたことが材料視された。 一方、スイス食品大手ネスレや日用品大手のユニリーバなどの消費 財大手は値を上げた。高配当である同部門はこうした状況下で比較的安全とみなされてい る。 欧州株式市場: <ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが低下。この日行われた国債入札は発行額が 65億ユーロと目標の上限に達するなど、全般的に前向きな結果となり、債券市場での資 金調達を巡る懸念が和らいだ。 ウニクレディトのストラテジストは「応札倍率が平均をやや下回る一方、入札規模は 目標の上限を達成し、非常に心強い内容だった」とした上で、政治動向なども相場の下支 えにつながったと述べた。 流通市場で、イタリア10年債利回りは3ベーシスポイント(bp) 低下し2.80%。 ドイツ銀系の資産運用会社DWSの幹部はこの日、イタリアについて、現 時点でイタリアの欧州連合(EU)離脱はないと確信しており、スプレッド拡大でも引き 続き同国債をロング(買い持ち)とする機会を狙っているとの考えを示した。 他のユーロ圏国債利回りは1─4bp低下。株安に伴い質への逃避買いが入った。ド イツ10年債利回り は小幅低下の0.31%。 ユーロ圏金融・債券市場: