[28日 ロイター] - アジア通貨市場では台湾ドルが上昇を主導。1.5%値上がりし、1997年以来の高値を記録した。
台湾ドルは、アジア通貨で今年の値上がり率トップ。台湾のハイテク製品の輸出受注が好調なことが、引き続き支援材料となっている。
マレーシアリンギも堅調。11月のマレーシアの輸出は3カ月連続で増加し、市場予想を上回った。
アジア通貨は、新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待を背景に3月の安値から戻しているが、新型コロナの変異種が確認されたことで、今後の感染状況や景気回復の行方に懸念を示す声も出ている。
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