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3月日銀国債買入額8.6兆円に、残高は前年比で約70兆円増=ロイター推計
2017年3月31日 / 05:37 / 8ヶ月後

3月日銀国債買入額8.6兆円に、残高は前年比で約70兆円増=ロイター推計

[東京 31日 ロイター] - 日銀が3月に買い入れた長期国債の総額は8兆5842億円(通告日ベース)と、過去2番目の買入規模を記録した前月2月に比べて1兆6229億円減少し、2カ月ぶりの低水準となった。

ロイター独自の集計で明らかになった。

3月は、2月買入額が膨らんだ要因だった「指し値オペ」が通告されなかったことに加えて、「残存1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同25年超」で、減額が相次いだことを受けて、日銀買い入れ総額も減少した。

また、みずほ証券の推計によると、3月末に日銀が保有する国債残高は、前年同月に比べて約70兆円(額面)の増加にとどまり、日銀がめどにしている年間増加ペースの約80兆円を大きく下回ったもよう。

みずほ証券・シニアマーケットアナリストの松永哲也氏は「債券マーケットに、イールドカーブ・コントロール(YCC)政策が徐々に浸透している結果、『量』の減少、国債買い入れ額減少に対する不安感が遠のいているようだ」との見方を示した。

市場では、日銀がめどとして掲げる保有残高の増加ペース(年間約80兆円)と買い入れ実績額のかい離が常態化していることで、「いずれ、増加ペースの文言を削除、もしくは修正するのではないか」(外資系証券)との思惑も浮上している。

星裕康

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