November 13, 2019 / 3:04 AM / 25 days ago

第3四半期の豪賃金は伸び鈍化、追加刺激策の必要性示す

[シドニー 13日 ロイター] - 豪連邦統計局が発表した第3・四半期の賃金価格指数(賞与除く時給ベース)は季節調整済みで前期比0.5%上昇と、伸び率は前期の0.6%から鈍化した。弱い賃金上昇率は家計消費にとってはマイナスの材料で、景気浮揚に一弾の刺激策が必要になる可能性が示された。

前年比では2.2%上昇と、前期の2.3%から伸びが鈍化。エコノミスト予想は2.3%上昇だった。

賃金の弱い伸びは消費を圧迫し、国内景気の見通しにおける「主要な不確実性」となってきた。これに対応し、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は今年、計3回の利下げを実施し、政策金利は過去最低の0.75%となった。

中銀のロウ総裁はインフレ率に上昇圧力を生じさせるためには、3%台の賃金の伸びが必要との見解を繰り返し示してきた。

ただ、中銀は前週公表した四半期報告で、「賃金の伸びは低水準で、上向く兆しはほとんどみられない」とし、2021年末まで賃金の伸びは2.3%にとどまるとの見方を示しており、最新の統計はこれと整合的だった。

一方、豪政府は今会計年度(2020年6月終了)の賃金の伸び率は2.75%、次年度は3.25%と予想しており、現実とのかい離が浮き彫りとなった。

豪ドルは賃金統計を受けて0.6834米ドルに小幅に下落した。ただ、12日につけた3カ月ぶりの安値である0.6831米ドルは割り込んでいない。

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