[14日 ロイター] - <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 STOXX欧州600種 412.00 +2.93 +0.72 409.07 FTSEユーロファース 1589.10 +11.25 +0.71 1577.85 ト300種 ユーロSTOXX50種 3641.37 +24.86 +0.69 3616.51 <.STOXX50E > 欧州株式市場は3営業日続伸して取引を終えた。テクノロジー株が 買われたほか、米国のバイデン次期大統領が大規模な景気刺激策を導入 するとの期待が高まった。中国の貿易統計も相場の押し上げ要因となっ た。 バイデン次期大統領はこの日、新型コロナウイルスのパンデミック (世界的大流行)によって打撃を受けた米経済を押し上げるための景気 刺激策を発表する。対策規模は1兆5000億ドルを超える可能性があ る。 中国の2020年12月の輸出は市場予想以上に伸びた。 ドイツの20年の国内総生産(GDP)は予想ほど落ち込まなかっ た。政府による大規模対策が一定の下支え効果を示した。 半導体メーカーが好調だった。半導体受託生産大手の台湾積体電路 製造(TSMC)が発表した20年第4・四半期決算は、高 性能半導体の需要が拡大したことから、過去最高益を計上した。オラン ダの半導体製造装置メーカーASMインターナショナルは7 .6%、同ASMLホールディングは5.9%それぞれ上昇 した。STOXX欧州600種テクノロジー株指数は1.87 %上昇だった。 一方、イタリアの政局を巡る懸念からイタリアの主要株価FTSE ・MIB指数は0.47%下落した。復興予算を巡ってコンテ 首相と対立してきたレンツィ元首相は、自ら率いる少数政党「イタリア ・ビバ」が連立政権から離脱すると発表。コンテ政権にとって打撃とな った。 イタリアの銀行は国債の保有高が大きいため政権の混乱に左右され やすい。イタリアの銀行株指数は0.88%下落した。 (ーからご覧ください)
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