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TSMC決算こうみる:高水準な設備投資3年は継続、メタバースの潮流が後押し=オムディア 南川氏

[東京 14日 ロイター] -

<オムディア シニアディレクター 南川明氏>

半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)による設備投資の拡大が伝わったが、向こう3年ぐらいは高水準の投資が継続する可能性があるとみている。背景にあるのは、GAFAMによるメタバース関連の投資拡大だ。

メタバースでは、バーチャル(仮想)空間でリアルな体験を実現するために途方も無いコンピューティング能力が必要となる。データセンターへの投資は、従来想定された以上に増える可能性がある。

日本企業では、東京エレクトロンやアドバンテスト、SCREENホールディングス、レーザーテックといった半導体製造装置関連はもとより、ファクトリーオートメーション(FA)を手掛ける機械メーカーなどに、業績面でポジティブな効果をもたらしそうだ。

足元で、半導体不足の状況は、緩んできている。コロナ禍での巣ごもりで高まったノートパソコンやテレビ向けの需要は落ち着いてきた。生産能力を強化してきた自動車向けの出荷も、かなり進んだ。過度な品不足となった昨年のような状況ではなくなりつつある。

一方、年後半からは、GAFAMによるデータセンター投資が本格化する見込みだ。とりわけ先端半導体は、不足感が強まってくる可能性がある。

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