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マツダと三菱自、今秋から国内で新車3%値上げ 他社に波及も

[東京 20日 ロイター] - マツダと三菱自動車は今秋、日本国内で発売する主力車種の販売価格をいずれも約3%引き上げる。資源高や円安で原材料価格が高騰し、コスト削減では追いつかないため。事情を知る複数の関係者が明らかにした。自動車メーカーは国内で価格を引き上げるのはこれまで慎重だったが、最大手のトヨタ自動車も検討しており、値上げの波は広がる可能性がある。

マツダは小型車「マツダ3」とスポーツ多目的車(SUV)「CX─30」を約3%値上げする。現在の最低価格はそれぞれ約222万円と約239万円で、いずれも6万6000円引き上げる。三菱自はプラグインハイブリッド車のSUV「アウトランダーPHEV」の2モデルを今秋から値上げする。約532万円(消費税込み)の最上級モデルは15万円と約3%値上げとなる。

価格に敏感な国内市場で自動車メーカーが―値上げするのは、エンジンや内外装、性能を大幅に刷新する全面改良時が一般的だったが、今回はいずれの車種も現行車から一部の内外装や性能の変更にとどまる。マツダの広報は値上げについて「適切な時期に公表する」とコメント。三菱自の広報は「当社が発表したものではない」とした。

他の国内勢も値上げを検討している。トヨタは5月の決算会見で、高級車など車種を選んで価格転嫁する可能性があると示唆していた。

円安が大きな負担となる輸入車は、すでに日本向けの車を値上げ、あるいは値上げの計画を正式に公表している。原材料費や物流費の上昇を理由に挙げている。欧米系ステランティスは17日、傘下のプジョー、シトロエン、DSオートモービルの3ブランドについて計14モデルを7月1日から2.0─3.9%値上げすると発表した。

独フォルクスワーゲンは4月、小型車「ゴルフ」など11モデルの価格を平均2%、仏ルノーは小型車「ルーテシア」を3.7─4.7%、小型車「メガーヌ」など7モデルを1.2─6.5%引き上げている。

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