[30日 ロイター] - アジア新興国通貨は総じて上昇。韓国ウォンは約3週間ぶり高値を付けた。ドルが全般に軟調なことが背景。
シンガポールドル、マレーシアリンギ、インドネシアルピアは0.2%─0.3%上昇。
ウォンは0.5%上昇。米モデルナが前日、新型コロナウイルスワクチン4000万回分、あるいはそれ以上を供給する方向で韓国政府と協議していると明らかにした。韓国政府は、ほぼ全人口に行き渡る数量のワクチン確保に動いている。
今週下落基調のドルは約2年ぶりの安値。
メイバンクのシニア為替ストラテジストは、ドル下落とワクチン期待がアジア通貨を支援していると指摘した。
みずほ銀行は、2021年に向け一段と利回りを追求する動きが新興国資産・通貨を押し上げるとの見方を示した。
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