[東京 3日 ロイター] - 半導体商社の加賀電子は3日続伸し3%超高で推移。3日に、2020年4―12月期連結営業利益が75億円前後だったようだと日本経済新聞が報じ、好感されている。報道によると、前年同期(77億円)並みの水準を確保。21年3月期の営業利益予想(75億円)を上方修正する見通しという。
市場からは「ここ最近は、これまで巣ごもり関連株として人気が高かった銘柄は材料出尽くし感から上値が重い展開となっているが、DX(デジタル・トランスフォーメーション)や半導体関連株への期待は高まっている。加賀電子も半導体需要の拡大など期待先行で値上がりしているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。
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