August 29, 2019 / 4:22 AM / 25 days ago

シドニー外為・債券市場=NZドルが4年ぶり安値、豪ドル底堅い

[シドニー 29日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、ニュージーランドドル(NZドル)が対米ドルで4年ぶりの安値を付けた。同国の企業がここ10年で最も悲観的になっていることを示す指標が売りを誘った。

一方、豪ドルはNZドルよりも底堅く推移し、直近は1豪ドル=0.6730米ドル。オーストラリアの経済指標がまちまちの内容となったことが背景にある。

NZドルは一時0.6311米ドルと、2015年9月以来の安値を記録。直近は前日比0.3%安の0.6318米ドル。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が発表した8月のNZ企業調査では、事業活動に対する見方と景況感がともに悪化した。

ニュージーランド準備銀行(中銀)による大幅利下げの効果がまだ表れていないとみられる。

ANZのチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は「景気見通しはさらに悪化しているもようで、金融状況がより緩和的になり、商品相場はかなり堅調で、人口が増えているにもかかわらず、企業は極めて悲観的だ」と指摘。「原因が何であるにしても、悪循環に陥るリスクが高まっている」と述べた。

NZ中銀は今月、50ベーシスポイント(bp)の大幅利下げを決定し、政策金利は1.00%に低下。市場が織り込む11月会合での25bp利下げの確率は約80%で、来年のいつかの時点で政策金利は0.5%まで引き下げられるとみられている。

NZ2年債の利回りは既に0.80%となっている。

市場ではオーストラリア準備銀行(中銀)による同程度の追加緩和も織り込まれつつある。11月までに政策金利が0.75%に引き下げられることが完全に織り込まれており、来年3月までに0.5%に引き下げられるとみられている。

豪3年債利回りは0.67%、10年債利回りは0.869%と、追加緩和を織り込む水準となっている。

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