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メルケル独首相、4選確実でも連立協議は難航へ
2017年9月25日 / 05:50 / 3ヶ月前

メルケル独首相、4選確実でも連立協議は難航へ

[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツ連邦議会(下院)選挙でメルケル首相は4選を確実にしたが、極右政党の躍進で、連立政権樹立に向けた協議は複雑な任務となる見通しだ。

2015年の移民受け入れを巡る対応で批判を浴びたメルケル氏のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の得票率は32.9%と、前回2013年の選挙から8.6ポイント低下し、1949年以来の低水準を記録した。

ただ第1党の座は維持した。メルケル首相は次期政権を樹立する負託を受けたとし「われわれに対抗して連立政権を樹立することはできない」と述べ、クリスマスまでに安定政権を発足させることに自信を見せた。

しかし、過半数確保の近道である中道・自由民主党(FDP)と環境政党、緑の党との3党連立は国政レベルでは経験がなく、複雑な上、不安定な政権運営を余儀なくされて投資家の懸念材料になる恐れがある。

3党連立は移民や税制、欧州などの分野での根本的な政策の違いから不安定となる可能性がある。

選挙結果を受け不透明な情勢が数カ月は続くとの見方から、ユーロの対ドル相場は25日朝方のアジア市場で0.4%下落した。

最大のショックの1つは極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進し、13.0%の得票率を獲得したことだ。極右政党が国政に進出するのは過去50年以上で初めてとなる。

業界幹部らは同党の躍進に警戒感を示しており、メルケル首相に迅速な対応を促した。

ドイツ産業連盟(BDI)のディーター・ケンプ会長は「メンバー企業は明確なシグナルを必要としている。ビジネスの場としてのドイツへのダメージを回避することが重要だ」と指摘した。

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