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上海外為市場=人民元、月間で4月以来のマイナスに 当局は急落を警戒
2017年9月29日 / 05:23 / 2ヶ月前

上海外為市場=人民元、月間で4月以来のマイナスに 当局は急落を警戒

[上海 29日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対米ドルで0.3%下落した。基準値の元安設定が続いたことや、1週間の連休を控えたドル買い需要を受けて、月間では4月以来のマイナスとなりそうだ。

元は最近数週間、ドルに対し急落中。年初からの上昇率は、9月上旬時点の7.5%から現在4%前後に低下している。

市場では、夏にかけての元高進行で、輸出競争力への悪影響を懸念する当局が上昇の抑制に乗り出したとの見方が多い。最近のドル上昇も、この圧力に拍車をかけている。

ただ、中国共産党の党大会が10月半ばから予定されており、トレーダーらは中国人民銀行(中央銀行)がどの程度元の下落を容認するか確信できないでいる。

国有銀行は28日朝、小口のドル売りを出していたもようだが、29日は積極的な動きは特に確認されていない。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.6369元と、5日連続で元安方向に設定。基準値は8月25日以来の元安水準となった。前日のスポット相場の下落を反映した。

29日の基準値は前日(6.6285元)から84ポイント(0.13%)の元安。ただ、最近3日間と同様、市場参加者の想定ほど元安方向にはならなかったといい、当局が元の下落を鈍化させようとしていることがうかがわれる。

スポット市場の人民元は6.6655元で始まった後、朝方に一時8月16日以来となる6.6842元まで下落。中盤時点では6.6780元で推移している。これは、前日終値比210ポイントの元安、この日の基準値に比べ0.62%の元安。

スポット市場の前日終値は月間で1.3%の元安となり、下落率は2016年11月以来の大きさだった。

主要6通貨に対するドル指数は93.189と、前日終値の93.085から上昇した。

オフショア人民元はオンショアに比べ0.13%元高となる6.6692元で推移。オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.8275元と、基準値に比べ2.79%の元安で推移している。

中国の外為市場は10月1―8日まで休場。9日に再開する。

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