July 31, 2018 / 6:26 AM / 3 months ago

上海外為市場=人民元小幅安、月間では4カ月連続の下げ

[上海 31日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、中国人民銀行(中央銀行)が基準値を元安方向に設定したことで、対ドルで小幅下落した。月間では、4カ月連続の下落となる見通しで、2015年初頭以来の連続記録となる。

市場関係者によると、中国国家統計局がこの日発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は弱い内容だったが、元相場への影響はほとんどみられなかった。PMIによると、米国との貿易摩擦などを受けて製造業の活動は予想よりも大幅に鈍化した。

ING(香港)のグレーターチャイナ・エコノミスト、アイリス・パン氏は調査ノートで「貿易戦争は始まったばかりだ」と指摘。中国の輸出業者を巡る状況が悪化すれば「元はさらに下押しされる」とし、年末までの米ドル/人民元は7.0元と見込んでいる。

人民銀は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8165元に設定。前営業日の基準値(6.8131元)と比べ34ポイントの元安水準。

スポット市場の人民元は、6.8282元で始まった後、一時6.8312元まで下げた。

中盤時点では6.8241元で、前日終値比53ポイントの元安、基準値比では0.11%の元安となる。この水準で夜間取引を終える場合、7月は対ドルで2.9%下げたことになる。3月末以降では8%下落。

オフショア市場の人民元は、6.8350元で、国内スポット市場に比べ0.16%の元安水準。

トレーダーによると、一部の投資家はここ数週間の元の大幅下落を受けて慎重姿勢に転じつつあり、元が午前の取引で6.83元を割り込んだことを機にドルロングを解消して利益を確定したという。

みずほ銀行(香港)のシニアアジア外為ストラテジスト、ケン・チュン氏は調査ノートで「市場参加者は人民銀による為替介入の可能氏を警戒し、スポット、オフショア両市場の人民元を現行水準で積極的に売ることを控えたもよう」と分析した。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.868元と、基準値に比べ0.75%の元安で推移している。

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