[東京 29日 ロイター] - りそなホールディングス(HD)が29日発表した2020年4―12月期の連結決算は、純利益が前年同期比8.6%減の971億円だった。与信関係費用の増加に加え、保険や不動産の手数料収入の減少が響いた。本業のもうけを示す実質業務純益は同2.4%減の1630億円となった。
与信関係費用は313億円で、昨年から187億円増加した。年間予想(500億円)に対する進捗率は62.6%。
21年3月期の連結業績予想については、純利益が前期比21.3%減の1200億円で据え置いた。IBESのコンセンサス予想では、アナリスト11人の予想平均値が1209億円となっている。
新田裕貴
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