June 21, 2018 / 4:56 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は5カ月ぶり安値、企業のドル需要が下押し

[上海 21日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対米ドルで約5カ月ぶりの安値を付けた。基準値の元安設定や、ドル需要が増加したことが背景。

ドルは主要通貨に対し11カ月ぶり高水準で推移。ドル指数はこの日中盤時点で95.249となった。オーバーナイトでは一時、2017年7月半ば以来となる95.299まで上昇した。

米中の貿易問題を巡るパニックが治まり、米国債利回りは下支えされた。一方、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は20日、緩やかな利上げを継続すべきとの考えを示した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.4706元に設定した。これは1月12日以来の元安水準となった。

この日の基準値の元安設定は、市場の予想におおむね沿ったものだった。

スポット市場の人民元は6.4793元で始まった後、一時は1月11日以来の安値となる6.4941元まで下落した。

中盤時点で6.4915元で推移している。これは前日終値に比べ165ポイントの元安、基準値に比べ0.32%の元安。

国内銀行のトレーダーは「ドル指数は95より上でしっかり推移しており、元の下押し圧力となっている」との見方を示した。

トレーダーらは、一部の企業が季節的需要によりドル買いを加速させていると指摘した。6―7月は慣例的に、海外投資家への配当支払いもあり、中国企業による利益のリパトリエーション(国内還流)のためドル需要がピークを迎える。

一方で、中国の金融市場は比較的安定している。人民銀は21日、銀行システムにおける流動性が現在の水準からさらに拡大するとの見通しを示した。

オフショア市場の人民元は6.4998元と、オンショアの水準に比べて0.13%の元安。オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.608元と、基準値に比べ2.08%の元安で推移している。

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