[上海 30日 ロイター] - 中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値 上海総合指数 3,414.4527 + 35.4165 + 1.05 3,375.0086 3,414.4539 3,374.4156 前営業日終値 3,379.0362 CSI300指数<.C 5,113.711 + 70.774 + 1.40 5,037.985 5,113.711 5,036.629 SI300> 前営業日終値 5,042.936 中国株式市場は上昇し、CSI300指数と創業板(チャイネクスト)総合指数が共 に5年強ぶりの高値を付けた。来年の景気回復期待で上伸した他のアジア市場に追随した 。 上海総合指数終値は35.4165ポイント(1.05%)高の3414. 4527。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は70.774ポイント(1.40%)高の5113.711。終値とし ては2015年6月以来の高値となった。 深セン証券取引所の新興企業向け市場のチャイネクスト指数は環境関連銘柄が 物色され3%超上昇した。 トランプ米政権は28日、中国軍の支配下にあると見なされる企業の証券を米投資家 が購入することを禁止した大統領令を厳格化した。これを受けて金融商品指数を算出して いるFTSEラッセルは中国企業を追加で指数から除外する可能性があると明らかにした が、材料視されなかった。 ほぼ全面高の展開で、エネルギー株と天然資源関連株が力強い 景気回復への期待から上昇し相場をけん引した。環境保護関連株もしっかり。 バッテリーメーカーの寧徳時代新能源科技(CATL)は10.4%上 昇し終値ベースで上場来高値を更新した。増産計画が好感された。 中国当局がアリババ・グループと傘下のアント・グループを独占 的行為の疑いで調査を開始し、今週初めに一部のハイテク株にパニック売りが出ていたが 、今日は上昇して終えた。アリババが出資する恒生電子は7.5%高。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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