[東京 4日 ロイター] - JFEホールディングスは続落し、5%超安で推移している。3日、2023年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前年比51.4%減の1400億円になるとの見通しを発表し、嫌気されている。海外鋼材市況の軟化や原材料高が収益を圧迫するという。
市場では「業績見通しや世界景気悪化懸念が重しとなり、決算を手掛かりにした売りが出ている」(国内証券)との声が聞かれ、当面はダウントレンドが続きやすいという。一方、同社株のPERは5倍程度と割安感もあり、需給面が下値を支えるのではないかとの指摘も出ていた。
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