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上海外為市場=人民元、6週間ぶり安値 FOMC後のドル上昇続く

[上海 21日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、ドルが幅広く上昇したことを受け6週間超ぶりの安値に下落した。中国人民銀行はこの日、基準値(中間値)を5週間超ぶりの低水準に設定した。

米連邦準備理事会(FRB)が超緩和政策の早期終了を示唆したことから、前週のドルは上昇して終了した。

一方、人民銀行は急激な政策転換を行わないと繰り返しており、21日は銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を14カ月連続で据え置いた。

ある国内銀行のトレーダーは、ドル指数は短期的に強気が示唆され、「安定に推移してから、一段と上昇するかもしれない」と予想。ただ、輸出企業の決済需要が元を下支え、通貨バスケットに対して引き続き強含む可能性があるとも述べた。

元の実効為替レートの指標であるCFETS指数は直近で98.19と、2016年3月以来の高水準。

人民銀はこの日の基準値を5月13日以来の低水準である1ドル=6.4546元に設定した。

国内のスポット元は6.4520元に上昇して始まったが、その後は反転して一時5月6日以来の6.4717元に下落。中盤は6.4671元と、前週末の終値から134ポイント元安。

オフショア人民元も前週末の6.4631元から6.4792元に下げた。

みずほ銀行のアジア通貨担当チーフストラテジスト、ケン・チャン氏は、新型コロナウイルス流行以降、人民銀は政策金利をゼロ近辺まで引き下げておらず、従来の金融政策の余地を何とか維持している」とし、FRBが予想より早期い緩和終了を示唆したことを受け、短期的に人民元利回りの優位性が損なわれる可能性は低いとした。

ドル指数は前週末の92.262から92.284に上昇している。

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