[東京 5日 ロイター] - メルカリは急反落し6%安、マザーズ市場の値下がり率トップとなっている。4日に、2020年7―12月期の連結業績について、営業損益が13億円の黒字となり同期間では初の営業黒字になったと公表したが、「巣ごもり関連銘柄の物色は少なくなり、流れが変化しているようだ」(国内証券)という。
同社は、国内および米国でアプリ内の流通総額が増加したとしている。ただ、市場からは「好決算を発表したものの、巣ごもり関連銘柄を物色する動きはここのところみられず、マーケットはコロナ収束後の経済を見据えて資金が移動しているようだ」(同)との声が聞かれた。
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