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JAL、P&Wエンジン搭載777型機全て退役 損傷事故で前倒し

日本航空(JAL)は5日、事故が相次いでいる米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製エンジンを搭載した米ボーイングの777型機を3月末までに全機退役させたと発表した。退役の時期を予定から1年前倒し、整備費用を抑制する。写真は羽田空港で昨年10月撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato )

[東京 5日 ロイター] - 日本航空(JAL)は5日、事故が相次いでいる米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製エンジンを搭載した米ボーイングの大型機である777型機を3月末までに全機退役させたと発表した。退役の時期を予定から1年前倒し、整備費用を抑制する。JALによると、機材の減損処理に伴い2021年3月期に約70億円の特別損失が発生する見込みだが、業績への影響は限定的であり、修正の予定はないという。

P&W製エンジンを搭載した777型機を巡っては、昨年12月にJAL機でエンジン不具合により重大インシデントが発生。今年2月には米ユナイテッド航空機でエンジン損傷と部品落下事故が起きている。事故発生前までJALは国内の主要路線で使用していたが、国土交通省の指示により、2月21日以降は調査や原因究明のため運航停止が続いている。

JALはP&W製エンジンを搭載した777型機を13機保有し、21年3月期中に6機、22年3月期までに7機を退役させる予定だった。しかし、運航再開には時間がかかることが想定されるほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で旅客数が減少、機材の小型化も進めているため、早期に退役させても別機で代替できると判断した。

白木真紀

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