April 5, 2018 / 7:10 AM / 4 months ago

7&iHD、19年2月期は8期連続最高益へ 米コンビニけん引

[東京 5日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングス(3382.T)は5日、2019年2月期の連結営業利益が前年比6.0%増の4150億円になるとの見通しを発表した。8期連続の最高益となる。米国の中堅コンビニエンスストアのスノコ(SUN.N)からの一部店舗取得が寄与するなど、米コンビニ事業がけん引する。

 4月5日、セブン&アイ・ホールディングスは、2019年2月期の設備投資は前期比2.2倍の7784億円を計画していると発表した。写真は都内で昨年1月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト16人の営業利益予測の平均値は4197億円となっている。

連結営業収益は同10.7%増の6兆6830億円を計画。配当性向は40%を基準としており、年間配当は5円増配の95円を予定している。

セブン―イレブン・ジャパンの既存店売上高は同1.5%増を見込む。前期の既存店の客数は0.9%減と07年2月期以来のマイナスで、客数増に向けた施策が必須となっている。井阪隆一社長は会見で「6月からスマホアプリをリリースする。顧客が足を運ぶ動機付けをしたい」と述べた。

国内コンビニの新規出店は1500店舗、閉店800店舗、純増は700店舗を計画している。

海外コンビニは14.3%の大幅増益を見込む。今年1月にスノコからの1030店舗取得を完了した。

19年2月期の設備投資は前期比2.2倍の7784億円を計画している。海外コンビニ事業が同5倍の4800億円に膨らむほか、国内コンビニも19%増の1675億円を見込む。海外が増えるのはスノコの店舗買収金額3452億円が含まれるため。ただ、スノコの店舗取得分を差し引いても43%増と大きく伸びる計画だ。井阪社長は「スノコを除いても、設備投資額の約70%を内外コンビニ事業に充てる」とし、引き続きコンビニへの投資を進める考えを示した。

デジタル戦略を進める方針も強調した。

18年2月期の連結営業収益は前年比3.5%増の6兆0378億円、営業利益は同7.4%増の3916億円になった。スーパーストア事業や百貨店事業が減収だったものの、国内外のコンビニ事業の増収でカバーした。国内コンビニでは、人手不足に対応して昨年9月から加盟店が本部に支払うチャージ料を1%減額している。

営業利益は、国内コンビニが0.6%増にとどまったものの、海外コンビニが17.3%増となり、収益拡大に寄与した。構造改革を進めている総合スーパー事業や百貨店事業も販管費抑制などで利益が改善した。

同社は中四国・九州を地盤とするイズミ(8273.T)との業務提携を発表した。イズミから申し入れがあったという。イトーヨーカ堂は東日本に地盤があり、地理的に補完関係ができるとしている。

イトーヨーカ堂と仕入れや調達を共同化してコスト削減を図るほか、西日本地区での店舗の共同運営や共同出店等を検討する。また、来春をめどにイトーヨーカドー福山店の営業をイズミに引き継ぐ。伊藤順朗常務は「現段階で資本提携は検討していない」と述べた。

*内容を追加します。

清水律子

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