[東京 14日 ロイター] - ファーストリテイリングは14日、20年9―11月期(国際会計基準)の連結営業利益が前年同期比23.3%増の1130億円と大幅増益になったと発表した。国内や中国を中心とするグレーターチャイナ地域でのユニクロ事業が好調に推移した。
国内ユニクロ事業は同55.8%の営業増益となった。
新型コロナウイルス感染症による在宅の増加に対応した商品などが好調で、既存店売上高は7.3%増となった。期初には通期で4%増を想定しており、足元は、これを上回って推移している。Eコマース(電子商取引)は同48.3%増の367億円に拡大した。
一方で、東南アジアやオーストラリア、北米、欧州のユニクロ事業は、新型コロナの影響を受けて減収減益となった。
2021年8月期の売上収益は2兆2000億円(前年比9.5%増)、営業利益は2450億円(同64.0%増)、純利益は1650億円(同82.6%増)の見通しを据え置いた。リフィニティブがまとめたアナリスト16人の営業利益予想の平均は2632億円。
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清水律子
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