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円安こうみる:ドル9月末までに147円へ、日銀新体制までトレンド継続=三井住友銀 宇野氏

[東京 13日 ロイター] -

<三井住友銀行 チーフストラテジスト 宇野大介氏>

5月は米連邦準備理事会(FRB)高官から、9月以降の利上げを休止する可能性やインフレピークアウトがささやかれていた。しかし、欧州連合(EU)がロシア産原油禁輸を決定したことから、原油先物価格が上昇。調整売りに押されていたドル/円も126円で下げ止まり、米長期金利が上昇基調となったことから再びドル買いが強まった。

前週末発表の5月米消費者物価指数(CPI)は強い伸びとなり、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)ではインフレ抑制に向けて積極的に金融引き締めに向かうとの観測が高まった。

FRBは50ベーシスポイント(bp)の利上げを6月、7月、9月、12月と継続していくことが妥当。ただ、FRBはインフレ見通しを見誤り、金融引き締めの進め方も出遅れている。インフレ抑制に向けて、今後75bpや100bpの大幅利上げに追い込まれるとみられる。

米長期金利は年内に3.5%に到達すると予想する。また、積極的な米金融引き締めで株売りなどリスク回避の動きが本格化すれば、現金化の動きが強まりドルは選好されやすい。ドル/円は9月末までに過去のチャートポイントである147円、23年3月末までに160円を目指すと予想している。

今後、日本でもインフレが高進するとみられ来年4月以降の新日銀総裁の下では金融政策が出口に向かうとの思惑が強まるだろうが、それまでは、円安トレンドの流れは終わらないとみている。

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