October 31, 2018 / 5:39 AM / 17 days ago

上海外為市場=人民元、94年以来最長の7カ月連続下落へ

[上海 31日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小動き。月足では7カ月連続の下落で、元の為替レートが一本化された1994年以来最長となる見通しだ。米国による関税が、すでに鈍化している中国経済へのさらなる圧力にとなっている。

米中貿易戦争に終息の気配がみえない中、投資家は人民元の一段安を予想。中国の通貨当局が徐々に、節目となる1ドル=7元の水準を容認するのではないかと見込んでいる。これは金融危機以来の安値水準だ。

ただ、突然の切り下げや、2015―16年に資金流出を招いたような急落を見込む向きは少ない。

元は年初から対ドルで6.5%超下落。米中が報復関税を発表した3月からの下落率は10%に達した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を6.9646元に設定した。前営業日の基準値(6.9574元)と比べ72ポイント(0.1%)の元安水準であり、2008年5月20日以来10年ぶりの元安設定を更新したことになる。

この日の基準値は、ロイターのまとめた市場予想の6.9645元と1ポイントしか変わらなかった。

スポット市場の人民元は6.9639元で始まった後、中盤時点で6.9663元で推移。これは前日終値に比べ12ポイントの元高。

この日の人民元が中盤の水準で引けた場合、10月の下落率は1.35%となる。

ドルはオーバーナイトで約1年4カ月ぶりの高値。一方で元は、中国人民銀行(中央銀行)が香港で11月7日に総額200億元(28億7000万ドル)の短期証券を発行するとこの日発表した後、やや下げ足を弱めた。

アナリストらは、発行額はオフショア人民元の規模に比べて小さいものの、当局は簡単には1ドル=7元を超える元安水準にさせないという明確なメッセージを送っていると分析した。

オフショア市場の人民元は2017年1月3日以来の安値となる6.9780元まで下落した後、人民銀の発表を受けて下げ幅縮小。中盤時点では6.9756元で推移している。

この日発表された10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.2と前月の50.8から低下し、市場予想を下回ったが、スポット市場ではあまり材料視されなかった。

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