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ソフトバンクG出資のグリーンシル、事業の大部分について売却交渉

[ロンドン/チューリヒ 2日 ロイター] - ソフトバンクグループが出資する英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルは2日、事業と運用資産の大部分を売却するために交渉を進めていると明らかにした。

発表文で、週内に「国際的な金融機関」と合意がまとまることを望んでいると説明した。

交渉について詳しい関係筋によると、交渉相手は米プライベートエクイティ会社アポロ。アポロはコメントを控えた。グリーンシルからもコメントは得られていない。

グリーンシルは、企業に短期資金を融通して商取引の代金決済の繰り延べを可能するサプライチェーン・ファイナンスという金融事業を展開。ただ、複数の融資先が苦境に陥り、今週に入ってからは同社が提供する投資資産を裏付けとするファンドの凍結や閉鎖が発表され、状況がさらに悪化した。

スイスの資産運用会社GAMホールディングは2日、サプライチェーン・ファイナンスに関する「市場の動向とそれを受けた報道」を理由に、グリーンシルと提携して運用するサプライチェーン・ファイナンス・ファンドを閉鎖すると発表した。

これに先立ち、スイス金融大手クレディ・スイスも1日、グリーンシルが提供する運用資産に投資するサプライチェーン・ファンドを凍結。ファンドの投資対象の価値を正確に評価できない不安があると説明した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、グリーンシルは経営再建の可能性を見据えてグラント・ソーントーンをアドバイザーに起用したと報じていた。

しかし、グリーンシルは2日、事業の大部分の売却について合意を目指していると発表。「新たな事業の構造については今後決まることになるが、この合意によってグリーンシルの顧客の大半が今後も現在と同様の資金融通を受けられ、多数の雇用も維持されるよう図られると見込んでいる」とした。

*第5・6段落の脱字を補いました

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