(英文の訂正により、第1段落の「売上高見通し」を「利益見通し」に訂正します)
[19日 ロイター] - 米ネットワーク機器大手シスコシステムズが19日に発表した第3・四半期(5月1日まで)決算は増収増益となったが、現四半期の利益見通し(訂正)は市場予想を下回った。
新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)で昨年はネットワーク関連製品の需要が拡大したが、シスコは経済活動の再開を受けこうした需要が縮小すると予想。時間外取引で株価は約5%下落した。
新型コロナワクチン接種が進展する中、在宅勤務からオフィス勤務に戻る動きが出始めており、シスコはビデオ会議システムの「ウェブエックス」やVPNの「AnyConnect」などの需要が減速すると予想。第4・四半期の1株当たり利益は0.81─0.83ドルになるとの見通しを示した。リフィニティブがまとめた予想は0.85ドル。
第3・四半期決算は、売上高が128億ドルに増加。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の125億6000万ドルを上回った。
純利益は28億6000万ドル(1株当たり0.68ドル)と、前年同期の27億7000万ドル(同0.65ドル)から増加した。
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