[北京 5日 ロイター] 中国雲南省の学校で3日、乾めんを使った菓子を食べた子ども4人が食中毒で死亡したと、新京報が報じた。菓子は、子どもたちが登校途中に購入したものという。
同紙は教師の話として「子どもたちは口から泡を吹き始め、その後意識を失い、手は苦痛で固く握り締めていた」と伝えた。4人は病院に運ばれたが、その後死亡。
記事によると、地元当局が現在同地域の食品販売店を捜査しているが、今のところ故意に毒物が入れられた形跡はない。
中国の、特に農村部の学校では、当局の監督が緩いために学生食堂業者による衛生面や食の安全にかかわるコストの切り詰めが横行しており、食中毒がしばしば発生している。